2010年6月20日日曜日

自家製電子書籍のすすめ

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iPad、無音、窓辺にて。

電子書籍端末としての活用も期待されるiPadですが, 日本では電子書籍が少ないという現状.
特に, 教科書や技術書といった分野は尚更でして, 少ないどころか"無い"のです.

"分厚い書籍を680gのデバイスに全ておさめる事が出来ればなんて便利なんだろう"
という訳で今回は, 某監督もビックリなRISING and SCANの様子を写真でお送りします.

今回の準備物は... 本, ディスクカッター, 普通のカッター, スキャナー.
同じ本が2冊
今回は2冊ある同じ本があるので, 片方を使用します.
パリッと
ハードカバーの書籍なので, まずは背表紙を取り外します. ちょっと力が必要.
背表紙と本体に分離
背表紙を取り外す事に成功したら, 普通のカッターを取り出します.
ここが本の真ん中にあたるページ
カッターをページの間の溝に走らせて...
パカッ
本を二つに分離. 分離したのを更に二つに分離... と繰り返す事7回.
8等分されました
これをディスクカッターの裁断部に差し込んで何度か刃をRISING スライド.
パラパラ
ディスクカッター作業を何度か繰り返すこと8回. 1枚1枚のバラバラ状態に.
1枚1枚の紙になりました
この紙の束をスキャナー (ScanSnap)にスロットイン. 青いボタンをポチッと.
毎分20枚のパワー. 取り込み力の変わらないただひとつのスキャナー.
どんどんパソコンに取り込んでいきます. フラットベッドスキャナーとは違って非常に楽.
ずらりと並んだスキャン画像
取り込みが完了した画像から白いページを抜いて, 一部傾きを修正してPDF化.
iPadをPCに接続し, iTunesを起動. i文庫HDの保存領域内に生成したPDFを投入.
実際の紙のサイズとほとんど変らず
こんな感じでiPadで読むにはひと手間かかるのが現状ですが, 一度取り込んだら自由自在.
現状, 4冊取り込み完了
何十, 何百という数の本を持ち歩くとしたらとても重いですが, これなら680g.
バッテリーが切れれば... とは言うもののバッテリー切れになった事が今まで一度も無い訳でして.


背表紙を切っての取り込みは勿体ないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが,
こういった技術書に関しては案外安く, もしくは無料で手に入ってしまいます.
高専を卒業してゆく学生の中には, こういった本類を全て学校に置き去りにする場合も多いのです.
紙資源回収の日などに捨てられた本を探してみたり, どこかの研究室に無いか尋ねてみたり.
ちょっとしたことで, 本来は捨てられたりするはずの本を有効活用できます.
スキャン後の本は, 紛失しないように大きなクリップなどで留めて段ボール等に保存します.
保存できない場合は, 資源回収の日に紙として出します. 間違っても燃やすゴミにはしません.

自家製電子書籍. これもひとつの楽しみ.... ですよね?


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